◆ 社会全体でのここ10年の動向は、人類の歴史の中でも特筆される変容・変化の節目となるような感じがしています。最大の要素はAI(人工知能)の技術革新です。人間の営みを助ける有能な機器を支えるAIという面での飛躍的な貢献というだけでなく、まるで、『自己自身を認識する』『周囲の状況を理解して、表情・感情などと一体化した判断・対応』を行っているかのような印象を与えるまでになっています。どこまで《進化》するのでしょうか?
◆ 一方で、人間側の大事な人間的な判断・行動の一端だと思える「情報収集」「事実確認・把握」などの初歩的・原理的な営みは、これまた《人間的な誤謬・思い込み・歪んだ判断》に満ち満ちているようにも思えます。最近の社会事象の気付きを文字化してみました。