◆学校現場において，「事由を問わない」とされている年休も，ルールがそれだけなので却って取りにくい気持ちになるケースもあるものと思っています。年休を取りやすくする環境整備を図ることは大事なことだと思っています。
◆年休取得を想定した時に教員が最初に気になるのは，授業等に関することであり，中でも，生徒のこと，授業進度こと，そして自分の代わりをする同僚のことだろうと思います。年休も，視点的には出張・職務専念義務免除等と同じ面があり，授業時数確保との関連性もありますので（参照：〔★カリ・マネの実際＞授業時数確保と時間割〕），学校として方針・ルールを教職員全体に明示しておくことは大事なことであり，そうした組織的な整理が機能していると，年休を取りやすくなると思っています。