『学年通信Vol.8』(2021年度)

◆学校として,学年主任として新しい教育内容づくりに取り組みながらも,コロナ感染の影響を大きく受けた生徒の卒業の場面を迎えるに際しての『学年通信Vol.8(2021)』を寄稿していただきました。持ち上がりで関わりの深い生徒が卒業していく場面には,生徒の成長に関わった担任とは異なる次元の学年主任としての感慨もおありのことと思います。学年主任としての生徒への最後の指導としてのメッセージ,関わってきた教員としての感慨など,多くのことを感じさせていただきました。

◆個々人としても学年集団としても高校三年間で生徒は大きく成長するものですが,授業・探究活動に新しい試みがたくさんあり,同時にコロナ感染による臨時休校を長期にわたって経験してきた,通常学年とは異なる面を持つ言わば《異次元要素の経験》について,プラスを更に加算させるだけでなく,マイナス要素をプラスにまで転化する《見方・捉え方・動き方》の大事さを思い浮かべた次第です。 〔村上〕