マネジメント演習課題〔2〕

《分掌の配置と実際的な校内人事配置を通しての校務の全体像理解》

◆ 多くの方にとって校務の分掌配置と人事配置は,既に前提となっている学校に配属されることが通常で,その学校の前年までの状況の継承の上に自分が位置付くことになることから,〔既定値〕的なものとして受けとめられていることと思います。

◆ 実際事例として新設校の分掌配置や人事配置は,通常,年次ごとに段階的に整えることになるので,今回の演習課題のような「シミュレーション的な演習」とも異なり,「実際の人物像」なども特定されての実際判断・措置になります。

◆ 今回の課題のような「シミュレーション的な演習」が持つ意義は,より理念的な「考え方整理」を学ぶことができることにあります。学校組織の配置や在り方と架空の設定ではありますが「ある程度のリアリティのある人材像」の設定を行ってみての部署の機能化,担任配置のバランス,年齢バランス,教科バランスなどと《学校の機能化》の繋がり,即ち,学校教育の推進に組織・配置の全体像理解が重要であることが理解できることと思っています。

 

《参考:A高校の概要》