広報における正確性の確保の仕組みについて

◆広報活動における懸念要素としての〔内容の正確性〕〔個人情報〕〔著作権〕について,ここでは〔内容の正確性〕に関することについて整理してみます。
◆教員が広報の業務を担当する場合,通常,その業務は授業・準備や担任業務の合間の時間に行うことになります。ホームページなどでは学校行事などタイムリーに記事内容のアップを行うことも大事なこととしてあります。他の業務もある中で「締め切り的要素」が介在すると,落ち着いて仕事に集中できることになりにくく,習熟度が高いとは言えない担当者も多く,仕事を早く片付けたい思いからミスにつながりやすい側面があります。
◆ミスが起こりやすい業務であることを前提に,関わりのあるそれぞれのポジションの人が「内容チェック・校正」に一定の労力を費やすことでチェックが実際的に機能する仕組みを作っておくことが必須要件だと思っています。次の資料は,総務部が広報を担当する前提で,どの場面で「内容チェック・校正」が機能する必要があるかについて事例的に図に示したものです。学校によって仕組みが異なる面もあることと思いますが,仕組みの「見える化」と機能化は大事なことだと思っています。