《土屋研校長の取組》(広島県立福山商業高等学校)

《土屋研先生のご紹介》

◆広島県立福山商業高校の校長の土屋研先生の取組事例が一定数になり,先生の取組をまとめさせていただきました。

◆土屋先生は,学校現場,県教委事務局,つくば研修センターを経て,広島商業教頭,世羅高校校長を経られて令和4年度から福山商業高校に転任されておられます。校長として意識的に,校内論議・意見集約を大事にしたり,「対話カード」なども活用しての教職員との意思疎通・コミュニケーションの工夫を図られているとお聞きしております。

◆福山商業高校は,福山市の南部に位置する商業科の単科の学校で,令和元年度からプロジェクト学習を取り入れた「商業教育アップデート」に取り組んでいて,令和4年度からは新たな「情報ビジネス科」として課題解決型学習(PBL)に力点を置いた学習ができるカリキュラムに学科改編されています。

 

《土屋研先生の取組内容》

◎福山商業高校に赴任されての初年度(令和4年度)の学校経営方針を寄稿していただきました。

 

 

 

 

◎令和4年度の夏に取り組まれた学校課題の洗い出しと対応方針の整理です。校務会のメンバーと一緒に取り組まれています。

 


◎教員に提示する『学びの方針』である《福山商業高校における学びのスタンダード》を作成され提示されると共に,授業観察後の個別の指導助言などにも実際的に活用されておられます。

 

 

 

 

◎福山商業高校に赴任されての2年目(令和5年度)の学校経営方針と,同時に提示されている業務遂行の手順の資料を寄稿していただきました。

 

 

 

 


◎3年間の「学びのストーリー」と,それぞれのタームでの取組重点・意義などの「見える化」がバランスよく整えられています。教員とともに改善を図りつつ,生徒面談での活用などを企図しておられます。 

 

 

 

◎令和5年度のスタートの一学期始業式の場を活用して,生徒向けに,この一年間の「学びの根幹」としてのマスタールーブリック自体の意義・使い方などを,パワーポイントを用いての講話として実践されておられます。 

 

 

 


◎年度当初に学校として保護者に周知・依頼する内容を整理され「一枚もの」として,生徒による持ち帰りと一斉メールとで周知に努めておられる事例となっています。