〔8〕一枚ペーパーの作り方

 ◆ 勉強会などで遣り取りをしていると,学校における「一枚ぺーパー」の意義については,とても大きいものがあると理解していても,自分がいざ作ろうとすると何をどのように進めていいか,ハードルがかなり高い感じがする,というコメントに接することがしばしばあります。

◆ そうした機会に,口頭で説明するだけでなく,実際的な「段階ペーパー」があると説明しやすいと思って作成してみました。考え方を段階的に示したもので,実際には,余程に水準が高いものが求められたり,入れ込む事項が複雑だったりしない限りは,この三段階は,実質的に二段階になると思っています。

《第一段階》

 マッピング的に,または,柱立てをして,関連事項,関連要素,背景,根拠,データなどを,頭の中でイメージするだけでなく,「見える化」「文字化」することで,関連性・情報の過不足などの〔骨格・デザイン・下書き〕を作ってみる。

《第二段階》

 ペーパーの共有対象・使用意義などを考慮しながら,実際の「一枚もの」を整えたり,確認したりしながら作成する。

◆学校における「一枚ペーパー」は,ペーパーの出来栄えよりも,その集団に対しての〔明確な情報の共有〕が第一義的な意義ですので,一番大事な点は,当該事案について「見える化」された文字・ペーパー類があるかどうかだと思っています。

 

※ なお,「一枚ペーパー」に関しては,〔◇学校マネジメント〔Ⅰ〕>★《学校経営の要諦》>(補遺)一枚ペーパ〕,〔◇学校マネジメント〔Ⅱ〕>★校内研修>一枚ペーパーづくり〕,〔◇学校マネジメント〔Ⅱ〕>★仕事ヒント>一枚ペーパーの情報〕がありますので,併せてご覧いただければ幸いです。

 

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