学校経営の要諦〔8〕授業改善の進め方

◆ 学校経営の中でカリキュラム・マネジメントは大きな位置を占めますが,根幹の教育課程に関することや表簿に関することなどは学習指導要領や「教務事務の手引き」等によって基準性・ルール等が明示されていることから,全ての県立高校において一定水準が確保されていて,その前提が機能していれば必要なカリキュラム・マネジメントはできていることになります。
◆ 現在求められているカリキュラム・マネジメントは,その必要な水準を前提に自校としての工夫改善に取り組むことによって,更に水準を高め生徒によりしっかりした学力を培うことにあると思っています。その中でも,アクティブラーニングという言葉がもてはやされたように,「育むべき資質・能力」に見合う授業の水準を高めることに力点が掛かっています。
◆ しかしながら,従来型の自分の授業スタイルを新たなものに変容させていくのは,教員にとってはたいへんな労力を必要とする場合が多くあり,推進側が働き掛けても遅々として実状がなかなか進展しないということがあります。更には,これからのICT機器を活用した授業像の確立の動きも大きな未知数要素としてあります。
◆ 村上が府中高校に関わっていた時の授業改善の取組を概要的に「見える化」した《授業改善の取組方針》《〔深い学び〕に繋がる〔授業改善サイクル〕》については〔★授業改善の考え方・具体〕のところで紹介していますし,他の関連事項も別の箇所で取り上げて紹介しています。


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