授業観察のまとめは，便宜的に〔授業観察のまとめ（Ⅰ）（H25～H26）〕，〔授業観察のまとめ（Ⅱ）（H27）〕，〔授業観察のまとめ（Ⅲ）（H28～H30)〕に分けています。

授業観察のまとめ（Ⅱ）（H27)

◆H26の前半期と同じ構成で，細かい指摘も含んだ課題点においても全く同じ指摘も多くあります。同じ次元・内容の指摘が続いているのは，授業改善の難しさがどの辺りにあるかということも示していると考えられます。

◆授業改善の取組を進める教員も多くいて，「水準の高い授業例」として工夫点を具体的に取りあげています。また，授業の改善視点について，ICEモデルに例えて説明しています。

◆「課題・問題点」について分析視点を示したり，授業前提として生徒の変容の状況も視野に置くことを提示しています。また，次年度からのテーマとして，授業改善の事例の具体的な分類をこの段階から提示しています。