臨時休校への対応について

◆新型コロナウイルスの影響によって,日本全体,また教育全体の世界にまさに「未曽有の局面」が現出しました。近年の日本に大きな影響を与えた東日本大震災と比べても,犠牲になった命の在り方やそのドラマはひとまず措くとしても,日本全国に直接の影響が出ていることや先行きが見通せない不安感の在り様は,今現在生きている人たちには,まさに「未曽有」と呼ぶしかない状況だと思います。
◆新型コロナウイルス対応が全国レベルで教育の世界に入り込んできたのは,2月末の安倍首相の全国一斉臨時休校要請だったと思います。それまでは感染が拡大しつつあった地域の自治体にとっては学校の臨時休校は切実な大きなテーマになっていたことは事実としても,まだ感染が身近になっていないエリアの教育の世界では機敏に対応できるところまでの準備は整っていなかったことだろうと推測しています。
◆3月期の臨時休校を経て,令和2年度の4月には休校の継続を余儀なくされたところや何とか学校再開のスタートを切ることができた学校の違いが生じましたが,その後,4月16日に「緊急事態宣言」が5月6日までを区切って全国に発せられたことにより,臨時休校も全国に広がりました。
◆4月末日の時点においては,「緊急事態宣言」は5月6日を越えての延長が濃厚となりつつあり,広島県においては既に5月末までの臨時休校が発せられた状況になっています。

◆新型コロナウイルスによる感染者数の減少傾向に伴い,地域的な差異はあるものの全国的には概ね6月1日からの学校再開が大きな目安になっています。

 

◎令和2年3月期の臨時休校に際して,唐突な対応になった学校用にスケジュール表のサンプルを作成してみました。

◎新型コロナウイルス感染が広がり始めた頃に出された全国一斉臨時休校の要請についての違和感を文字化してみました。

◎新型コロナウイルス感染が増加傾向の中で,全国一斉臨時休校から学校の教育活動の再開へと移行する際の「学校方針・ルール」について紹介しています。

 

 


◎学校としても教員としても未曽有のことに向き合っておられる先生方への村上からのメッセージです。

◎臨時休校時の生徒への連絡・指導について,ICT機器を活用した取組等について紹介しています。

 

◎5月6日までの臨時休校が5月末まで延長になったことへの対応についてメモ的に整理してみました。

 

 


◎休校が続く中で,突如浮上して大きな流れになりつつある9月入学論議について,村上なりに論点メモを文字にしてみました。

 

 

◎緊急事態宣言の解除に伴って,多くの地域で6月からの学校再開となります。それに向けた基本的な考え方・内容を整理してみました。

◎新年度のスタートの段階から5月末までの臨時休校中の取組について,広島県の状況をもとに教育の原点の視点から振り返ってみました。