【9】「2:6:2の法則」について

◆所謂「2:6:2の法則」については,以前から様々なところで話題になっていて,漠然と「そうだろうか?」とか「そうだろうな!」などと感じていましたし,私自身も説明の場面で使ってみたりしたこともあります。

◆「法則」と呼ばれるからには,ある程度,どんな場面でも汎用性があり,「2:6:2」の割合にも一定の厳密さがあるのでは・・・と思ったりしていましたが,《教諭に求められる資質・能力》(〔★学校経営・組織運営〕)について整理していて,この観点から「2:6:2の法則」を捉えるとどうなるだろうか,と思い,まとめてみたのが次の資料です。

◆結論的には,前提として「同じ業務を一定数の人が担う組織集団」と想定されていること自体が,教員の仕事に適応できるか,また,適応できる領域があるとすればどの領域か,ということについての見極めが難しく,視点・観点の立て方によってはリアリティが高いように思われ,別の視点・観点からはリアリティが低いように思われます。

◆いずれにしても,学校現場における組織マネジメントの視点からは,そうした見方・捉え方を何に,どのように活かしていくか,ということが大事になるように思います。

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