〔学校経営の要諦〕〔1〕学校経営と学校規模

◆学校経営の本質的なことがらについて考えてみる時に,学校設置の構成要素,機能として備えている要素等を前提にしますが,中でも学校の規模(生徒数と教職員数)はその違いが学校経営に大きく影響しますので,学校規模と学校経営の在り方について整理しておくことは大事だと思っています。
◆学校規模に関する論議としては,全国的に生徒数の急増期の時に新設高校が設置されたり,設置学級数を増やしたり,1学級での受け入れ生徒数を増やしたりする対応が行われ,逆に減少期になると学級減や学校の統廃合が行われ,その課題は現在も続いている状況です。
◆その論議の中核的なことに「適正規模の考え方」の論議があり,それぞれの地域事情も加味されながら全国的に論議が行われ,それぞれの地域における「統廃合基準」として収斂されていきました。
◆学校規模と並んで学校経営に大きな影響を与えるものに教職員の意欲・力量の状況があります。人としての個性や集団の雰囲気のようなことまでが影響しますので,特に教員集団の状況をどのように把握・分析するかは大きな要素になります。ただ,実際的には校長・管理職の個性や仕事スタイルなどととの相互作用的な面もあり,捉え方等を整理することは簡単ではないと思っています。

 

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