《育てたい資質・能力と関連づけながら「総合的な探究の時間」の全体構成・探究テーマ・評価とを一体的に組み立ててみることにより，学校マネジメントの理解を深める》

 ◆　高校の「総合的な学習の時間」では，学校ごとに工夫した内容で取組を進めて来ていましたが，「探究」という視点から捉えると，充分と言える学校は少なかったのではなかろうかと思っています。先行的に導入・取組が図られてきた面はありますが，他の教科・科目の内容が刷新される新カリと連動して，全体像を再構築する視点・取組は重要になると思われます。

◆　特に，こうした探究・探究的な学びや教科を横断・活用して考えを深めたりする学びにおいては，生徒自身による自己評価や振り返りが持つ意義には大きなものがあり，生徒自身の学びの自己評価が，次の学びのサイクルに繋がるような組み立てにすることが求められていると思っています。

《参考：A高校の概要》