マネジメント演習課題〔3〕

《「育成すべき資質・能力」と観点別評価・評価の3要素を一体的に整理することでのカリ・マネの理解》

 

 ◆ 高校では,現状,観点別評価が機能しているところはあまりなく,従来的な評価手法に依拠しているのが実情だと思っています。新学習指導要領の実動に向けて,学校として設定している「育成すべき資質・能力」の実動的な位置付けや観点別評価の位置付けなどを整えておくことは喫緊の課題だと思っています。

◆ 教科に関する指導と特別活動・生徒指導・進路指導などとを別次元のこととして扱ってきた面がある従来型の「教育活動の考え方」を脱皮して,学校の教育活動全体として「育成すべき資質・能力」の向上を目指して指導と評価の一体化が重要になることと思っています。

◆ 「総探」や「特別活動」は,それ自体が設けられているオリジナルな意義や目的があるものと思っていますが,同時に,直接的な教科指導とは範疇の異なるこれらの実際的な活動の場面で「育成すべき資質・能力」との関連性を教員が理解し・把握しておくこと(位置付けを「見える化」しておくこと)が重要なことだと思っています。

 

《参考:A高校の概要》