【3】府中高校の「進路指導のストーリー」〔實藤法道教諭〕

◆府中高校の進路指導主事の實藤法道教諭から,「進路指導のストーリー(教員用)」の工夫事例を寄稿していただきました。府中高校では,従来,学年ごとに「進路指導等指導連関表」を作成し,進路検討会議,個人面談,模擬試験結果,学習指導等の連関の「見える化」を図っていました(鴫谷公恵教諭の「研修活用のまとめ事例」参照)が,31年度に向けて,学校としての進路指導の全体像をストーリー(教員用)として整えることとして,實藤進路指導主事が進路指導部の部員と協議しながら,整理したものです。
◆この「進路指導のストーリー」が機能するには,担任が行う個人面談が内実を伴いながら計画的に行われることが前提となり,その面談内容を記録に残すために,面談シートも併せて整えてあります。

 

〔府中高校の「進路指導のストーリー(教員用)」〕

◆この資料は,3学年分の中で1学年を中心にした部分を取り上げたもので,進路指導の基本方針,学年の目標,一年間の全体の取組事項の連関が「見える化」されています。

 

〔「個人面談シート」の事例〕

◆「個人面談シート」は,1年間の中での面談の時期設定を計画的に配置して,1学年は5回,2学年は4回,3学年は3回の設定として,内容を工夫しています。ここでは,1年生の入学時の面談基礎用のシートと4回目となる2月用のシートを取り上げています。