〔4〕 眼前のことの背後を意識する

 ◆少し慌てた場面やとっさの対応になった時など,後から考えると落ち着いた対応になっていなかったと反省したり悔いたりすることはしばしばあります。また,一見逆のような場面で《慣れ》のようなことが生じている時にも,緊張感の伴わない対応になったりして反省することもあります。

◆また,忙しくしている時や気持ちが乗らない業務に関わっている時などには,目の前のことの全体像や背景などを意識することができずに,丁寧で落ち着いた判断対応が機能しない状況になることもしばしばあります。

◆こうしたことにどんな要素が関わっていて,どうすれば冷静で落ち着いた対応ができ失敗を防ぐことに繋がるのか,考えてみました。