学校経営の要諦 ~高校の場合~

◆学校の経営・運営には,根底に法的な根拠やルールがありながらも,実際面では多くの事柄や人の営みが絡み合って介在していて,状況・場面などによりそれぞれの意義や重み付けが変容したり変質したりして,まさにそれ自体が「生き物」のような印象すらあります。
◆実際の学校経営・運営については,もとより「正解」はなく,見通しや根拠に基づいた判断を積み重ねながら,計画や方針を明確にした経営・運営に基づきながらも成果検証・評価に大きな重みを与えることが大事なことだと思っています。
◆校長の職責や学校経営の範疇に属する事柄は実に多岐に亘り,私がこのサイトで扱っていない項目もそれなりにあるとは言え,扱うことができている項目もかなりあります。これらの組織マネジメント,カリキュラム・マネジメントに関することの中でも,その核心的なことがらにはどのようなものがあるか,考えてみました。
◆学校経営・運営の捉え方の中核的な要素についてまとめてみようとすることに「要諦」という語を用いるのは,自分の限られた経験から言えば,おこがましい感じもしますが,語感的に「ポイント・要点」に近い感じもしますので,「学校経営の要諦」というタイトルにしました。

 

◎学校経営の基盤の一つに学校規模があり,生徒数・教職員数の状況によって,学校経営の考え方にかなりの違いがあります・学校規模と職場状況との関連性などと学校経営の在り方について整理してみました。

◎県立高校の校長の場合,県教委の方針や当該校の蓄積財産を踏まえると自身の経営の基本原則を顕在化させる場面は少ないですが,原則軸を整理しておくことは大事なことだと思っています。

 

 

◎学校の中心的な経営軸は学校経営計画で整理されていますが,実際的・実態的には,学校経営計画をより実りあるものにする観点から,多くの校長が《学校経営方針》《学校経営の柱立て・重点取組課題》類を教職員に提示しています。その考え方等について整理してみました。 

 


◎教員の仕事の特徴,学校組織の特性を踏まえた学校状況の把握の仕方と課題解決方策の作成手順について整理してみました。学校としての取組課題を明確にする上で有効な手法だと思っています。

 

◎実際の学校経営では,学校経営計画の推進と併行しつつ様々な課題に対応することになります。その中で,重要課題についての取組を進める考え方・手順について整理してみました。

 

 

◎学校の水準を高める時期と手法について,年度替わりの時期と課題(テーマ)に取り組む時の手法について紹介しています。

 

 

 


◎学校教育の継承,取組内容の継承などとともに学校経営の継承について,「襷を繋ぐ」という言葉をもとに考えてみました。

 

 

◎学校経営のカリ・マネの中でもポイントになる授業改善の実際的な進め方について,府中高校の時の事例をもとに紹介しています。

◎学校現場における人材育成の考え方,留意点について考えてみました。


◎学校内の役割分担・分掌配置を行う時の考え方と手順について紹介しています。

 

◎校内ランの構築と機能化について,実務的なツール面だけでなく,学校経営・組織マネジメントの面からも紹介しています。

 

 

◎学校経営上の生徒募集の基本的な考え方,戦略と戦術を明確に分けての具体的な方策を一枚ものに整理しています。

 

 


◎これからの学校の在り方を考えてみると,生徒情報の管理と活用について,質的な対応水準の向上が求められていると思っています。

 

 

◎「戦略と戦術」という視点を学校現場でのマネジメントに活用してみる「戦略・戦術会議」のイメージなどを紹介しています。

 

◎年度末が近い時期に本年度の取り組み状況・現状を「学校課題の洗い出し」として項目評価してみて,改善策を講じる手法を紹介しています。

 


◎『日本教育新聞』の『新校長への伝言』の原稿の元々の原稿を整え直したものです。《学校経営の要諦》の村上の考え方を簡潔に文字化してみました。

 

 

 

◎異動に伴う新しい学校の状況把握の在り方,管理職としての立ち位置について事例的に整理してみました。


◎校長の職責について,私見的に具体事例を紹介しています。

◎学校経営の実際的な場面での一枚ペーパーの意義について紹介しています。

◎教職員全体が最新情報を共有することの意義について紹介しています。

 

 


◎学校のリーダーが「こだわりを持つ」ことの意義・在り方について紹介しています。

◎学校経費を「見える化」することの意義と経費節減の具体事例を紹介しています。