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〔番外篇〕 ~ 雑感録 ~  

  『 今のところは・・・ 』

 

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 この【番外篇】は,少し前から村上個人の感慨・気付きなどを随想的・雑感的に文字化してみようと思いつつ,教育の領域と直接的な関りが薄いことをここに掲載することの妥当性や別立てのホームページとすることなどについて思案していましたが,このホームページのもともとが,学校教育に関わる方々にお読みいただいて,それを《学校の教育水準を高める!》ことに活かしていただければ幸甚だとの思いから,まさに個人的に開設したものであり,その意味では,村上の個人的な経験・考え方・気付きでしかなくて,本質的には同じ範疇という捉え方をするに至り,【番外篇 ~ 雑感録】としてページを設けることといたしました。

 

★ 社会事象

◆ インターネット・SNSの普及による社会的な「情報」の在り方の変容が,今までになかったスピードと規模で進行する「現代社会」において,自分の内側にある従来的な対処方法や対処思考の妥当性に対する一種の不安定な気持ちと,人間の関わることだから現象面はめまぐるしく変容したとしても本質面までもが大きな変容をすることは無いだろうという高を括る気持ちとの混在をしばしば感じることがあります。

◆ 思えば,媒体を介さずに自分の「五感」で直接的に知識・体験・体感を積み重ねてきた状況から,次第に〔ズレ〕が含まれ得ることを理解するのは,文字情報を含めて伝聞を受けた行為は「事実」であっても,その内容が「事実」かどうかは分からないことや,自分が「見た」と実感したことと幻視とか錯覚とか見間違いと呼ばれることとの〔ズレ〕を意識した時などだと思います。こうしたことは,個人の成長の過程でも起きているように思いますし,人の歴史としても成り立つようにも思います。

◆ 加えて「現代社会」において,顕在化してきたのが,意図的に虚偽の情報を流して人の気持ちや行動に大きな影響を与えようとする動きだと思っています。もちろんずっと以前から自己利益を主な理由とする虚偽宣伝や情報操作は普通にありましたが,インターネット・SNSの普及による状況変化は,かつてないほどの量的な広がりと巧妙さが増していると思います。さらに事態が複雑になっているのは,自分に都合の良い情報や思い込みに合致する情報だけを「大事な情報」だと捉えようとする傾向だと思っています。

◆ こうしたことも踏まえつつ,社会のできごと・事象の中で,気になったことについて文字化してみることとしました。  

【1】ONE  TEAM ・・・ この言葉は,誰が使うかで意味合いが変わってしまう印象

【2】学びは無駄になるか? ・・・ 報道用語のリアリティ

【3】《混沌》への向き合い方 ・・・ 自分の周り・社会の「混沌」への向き合い方 

【4】「勝負の3週間」と学校 ・・・ R2年秋のコロナ対策について

【5】宣誓の違和感 ・・・ 甲子園での宣誓の内容への違和感

【6】東京五輪大会 ・・・ 東京オリンピック・パラリンピックの疑念

【7】コロナ禍の混迷 ・・・ コロナ禍の対応策への違和感

【8】茨城県の高校入試問題 ・・・ 突然に記述解答が実質ゼロに

【9】ウクライナ危機 ・・・ ロシアによるウクライナ侵攻の背景・状況把握など

    【1】全体要素    【2】プーチン大統領演説   【3】ロシアの軍事侵攻の歴史

    【4】軍事侵攻の目的

 【10】不要不急 ・・・ コロナ感染対策の行動自粛要請に用いられてきた違和感

 【11】見方・捉え方 ・・・ 沖縄沈没軍艦に関わるできごとについての「見方・捉え方」

 【12】政権と国民 ・・・ ウクライナ侵攻をしているプーチン政権と国民との関係性・状況について

 【13】SNSについて ・・・ ネット情報・SNS情報についての日常的な気付き,懸念要素について

 【14】ケニアのカルト集団 ・・・ ケニアのカルト集団の集団自殺事案から捉え方を巡らせました

 【15】裸の王様 ・・・ 「ワグネルの反乱」について,寓話「裸の王様」対比してみました

 【16】R6箱根駅伝 ・・・ R6年の箱根駅伝の青山学院大学の優勝と学校教育を対比してみました

 【17】国際比較 ・・・ 最近気になった日本に係る国際指標・ランキングを取り上げてみました

 【18】よく似た構図 ・・・ ロシアの銃撃テロと米国の議事堂乱入事件の背後にある構図について

 

★ 追憶

◆ 自分自身が経験し体感してきたことでも,「記憶」自体が極めて部分的で曖昧な状態でしかなく,思い込みや思い違えも当然に混在している状況の中で,強く印象に残っていることがあったり,以前のことが現在の自分とも繋がっているような不思議な感慨を覚えたりするようなこともあります。

◆ 私は,幼少期から中学生くらいまでのことは,あまり覚えていなくて,特に小学校卒業くらいまでの断片的な記憶は「事実」だったのかどうかも曖昧な状況で,「覚えていることはほとんどない」くらいの状態だと思っています。記憶に残っているものには,それなりの必然性があるのかどうかも判然とせず,全体が茫洋感に包まれた状態です。

◆ 教員に就職して以降のことも,ここ10年・20年くらいのことは比較的覚えている感じはしていますが,それとても自信があるかと問われると苦しい気持ちにならざるを得ない状況です。

◆ こうしたことを踏まえながらも,《追憶》の範囲のことも,文字化していると,もしかすると「今の自分」とのつながりが浮かび上がってくるかも知れないとも思っています。 

【1】原風景 ・・・ 私にとっての「原風景」

【2】勉学風景 ・・・ 自分の小さなころの勉学体験と現在視点

【3】心象風景 ・・・ 大学時代の頃の心象風景の一端 

【4】沼南高校の桜 ・・・ 校長として初任の沼南高校の印象に残っていることの一端 

【5】ICU体験 ・・・ 50代になった頃に経験した緊急入院と「見方・捉え方」 

【6】広島中・高等学校 ・・・ 開校準備から関わった「リーディングスクール」づくりの一端 

【7】原風景・続 ・・・ 私にとっての「原風景」とその頃の時代・生活状況とを重ね合わせてみました

【8】運命の分かれ目 ・・・ 生徒のバイク事故死と自分の体験とを重ね合わせてみました 

【9】感受性 ・・・ 大学時代の体感経験と中原中也の詩の一節と今の感慨との比較視点

【10】原風景・続々 ・・・ 私の「原風景」のもとになる我が家を構築した祖父ついて

 

★ 日々のこと

◆ 数年前に退職して以降,ほぼ「時間的自由人」としての生活を送っています。コロナ禍も手伝って,このホームページの記事づくり・原稿作成が準備的なことも含めて一日の生活の大半を占めている状況です。コロナ禍も手伝って他者と関わる用事自体が数えるほどしかないので,起きる時間も制約がなくて,基本的に《緩やかでのんびりした生活》という状況です。

◆ 日々を過ごす中で感じたり思ったりしたことなどを,折に触れて文字にしておこうと思っています。 

【1】「のに」と「だからこそ」 ・・・ ちょっとした言葉の使い方での印象のズレ

【2】言葉の違和感 ・・・ 「今」どきの教師や生徒の言葉遣いの中での違和感

【3】忽然とした悟り ・・・ 明け方の半覚半睡の時の不思議な体感

【4】明王院拝観 ・・・ 福山の古刹明王院の国宝の本堂の内陣の公開を機に訪れました

【5】時代遅れ ・・・「時代遅れ」の語から「不易と流行・変化対応」などについて考えてみました

【6】2021(R3)年のこと ・・・ 今年一年間の国内外の動きと個人的な活動などの整理メモ

7】出藍の誉れ ・・・ 北京五輪を観ながら,この言葉と学校教育・コーチングなど,考えてみました。

【8】命の重み ・・・ ウクライナ侵攻と日本の状況を思いながら,考えてみました。

【9】膨大な情報量・・・ ウクライナ危機に関する膨大な情報量について考えてみました。

【10】対比的な感慨・・・ 大学時代の感慨と現在の感慨について比較して考えてみました。

【11】「親ガチャ」と住むところ・・「親ガチャ」への違和感と晩年の住について考えてみました。

【12】「解放」という語・・・ ロシアが使う「解放」の語への違和感について考えてみました。

【13】ウクライナ情勢の記事・・ウクライナ情勢の記事メモを蓄積することについて考えてみました。

【14】2022(R4)年のこと ・・・ 今年一年間の国内外の動きと個人的な活動・感慨などの整理メモ

【15】主体的判断 ・・・ コロナ行動制限緩和,卒業式,マスク着用報道について文字化してみました。

【16】70歳の「見える化」・・・ 70歳を迎える自分について「見える化」を試みてみました。

【17】多様性・・・ 「多様性の意義」を標榜しながら,他の意見を否定する動きを考えてみました。

【18】夢の中の思考・・・ 久しぶりに「夢の中での思考」を文字化・図式化できました

【19】2023(R5)年のこと ・・・ 今年一年間の国内外の動きと個人的な活動・感慨などの整理メモ

【20】晩年・・・ 人生の老年期に関する語の中で《晩年》の語について考えてみました。

 

★ 備忘メモ

◆ 村上の個人的な日付順のメモです。強い意図はなくて,社会状況の自分のメモです。

 

★《阿吽の相克》・・ 【村上の友人の集い】個人的な集いですのでPW設定にしています。