〔校内研修〕諸費会計等処理について

◆県立高校において日常的に管理が必要な会計には,事務室が担う行政的な県費に関するものを除いて教育職が関わる会計も多くあり,教科指導の教材費関連を含む学年ごとの諸費会計,生徒会会計,進路指導会計,部活動会計などの主なもの以外にも経費・活動費が関係するものは単独会計名を付けてきちんと管理する仕組にしています。
◆こうした教育職が担う会計業務も,実際的にはかなりの業務量があり,業務分担を決める際には業務バランスの留意が必要です。従前,部署内の業務分担を決める際に年配の教員が業務の煩雑さを避ける意図も手伝って,学校の仕組みの詳細を把握できていない初任者に会計業務を担当させて,結果的に業務の手戻り等を含めて業務量・負担感が大きなものになった事例も多くありましたが,現在は業務量バランスを図る動きも手伝って改善されつつあると思っています。

◆生徒・保護者の負担に基づく会計は,正確に適切に証拠書類等との整合性を図り,そのことをいつでも説明できるようにしておくことが求められるとともに,できるだけ労力を少なくして効率的に業務を処理することも求められる状況にあります。
◆村上が関わっていた府中高校においては,教員全体が諸費会計等に関する考え方・ルール・手順等を承知しておくことが適切な管理と効率化に資する観点から,全員参加の研修を実施していました。

◆次の資料は,府中高校の田邊俊彦総括事務長が校内研修会用に作成して活用した『学校諸費会計等の取扱いについて』と題した研修資料の項目名と内容について村上が整理したものです。実際の様式に記載事例を記入したものが掲載されており,更に留意事項や背景根拠を掲載してあるなど,マニュアルとしての有効度も高い資料になっています。

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諸費会計マニュアル概要(研修用)(DL用).xlsx
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