【1】「のに」と「だからこそ」について

◆教員になってある程度の経験を重ね,年齢的にも中間位置を越えて,主任になったり,管理職になったりすると,自分の言動についての気付きを言ってくれる人もより少なくなり,自分でも一定程度の自己有用感も持って仕事に臨んでいたりすると,自分の言動が周りの人からどのように受けとめられているかということについて,気付ける機会はかなり乏しいと思っています。
◆さらに,その事柄が日常的な会話の次元において,どのように表れたりするかということまでは,なかなか気付くことが難しく,時に応じて,そうした視点を明確にして振り返ってみることが大事なことだと思っています。
◆次の資料は,通常的な表現・言い回しの中に,どのような要素が介在しているかを考えてみたものです。多くある例の中の一例だと思っていますので参考にしていただければ幸いです。