学びの構造 ~資質能力の育成と評価~

 ◆ 自分の中で明確な形で整理して分かりやすく説明できてこなかったことに,「学び」の営みに介在する「関連づけて理解すると理解が深まったり記憶に残りやすかったりする」「多くの課題やテーマについて,分類したり比較したりして,概念整理に繋げると本質的な理解になりやすい」などといった感覚的には確信があることながらも,そうしたことの全体的な姿や「学び」との関係性をきちんと説明できずにきたことがあります。

◆ また,同様に「水準の高い良い授業」についても,授業構成,展開力,話術などについて述べたり,「具体と抽象」「現象と本質」などの複数視点の活用などについても述べたりしてきていますが,授業において〔教員と生徒が一体的に学びを深める方法・在り方〕について,自分なりに充分な説明ができずにきていたと思っています。

◆ マネジメント研究会の演習課題〔3〕「育成する資質・能力と評価」「資質・能力のルーブリック」について考えを巡らせている時に,「学び方」「学びの技法」という概念を介在させて捉えてみることで,「育成する資質・能力」について,授業や総合的な探究の時間における学習活動の場面での評価と連動させやすいのではなかろうかと思いついて,「見える化」(図示)を試みてみました。自分の捉え方の妥当性や分かりやすさについては,それほどの確信がある訳ではありませんが,提示してみることで次への展開が見えてくるかも・・との思いです。

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