【4】広島観音高校の進路指導部のマネジメントについて

◆広島観音高校の進路指導主事の長光優樹教諭から,進路指導主事としてのマネジメントの工夫事例を寄稿していただきました。部署マネジメントの本年度のテーマは,「部内業務の可視化」と「業務の逆算」という2つのキーワードを設定しての取組です。「部内業務の可視化」は,部内の業務の年間計画,担当者,締切日などの要素の「見える化」を実現することによって,共通認識を持ちながら,日常業務の円滑な進捗を図る取組です。「業務の逆算」は,業務や進路指導の取組計画の全体像を把握する(「見える化」する)ことでその到達点から逆算して,それぞれの途中場面の意義やすべきことを明確にしようとする取組です。
◆資料① 「業務予定・業務分担の担当計画表」とフォルダ階層の連鎖
◆資料② 「部会レジュメ」への行事予定の掲載
◆資料③ 「進路検討会議の年間計画」の事前周知

資料① 「業務予定・業務分担の担当計画表」とフォルダ階層の連鎖

⇒ 業務の個々の進捗管理を業務の担当者が「見える化」しながら行うとともに,校内サーバー内のフォルダの名前の付け方も含めて,実務的なルールが機能するように工夫してあります。

⇒ 2つ目の資料が,フォルダ管理の「見える化」を図ったものです。

資料② 「部会レジュメ」への行事予定の掲載

⇒ 部会のレジュメ自体で業務項目ごとの確認と締切の「見える化」を図るとともに,学校全体の行事予定と連動した業務遂行が行えるようにしてあります。

資料③ 「進路検討会議の年間計画」の事前周知

⇒ 進路検討会議の年間の全体予定を事前に周知することにより,担任が検討会議から逆算して,事前に個人面談で把握しておくべきことの準備や段取りに役立っています。