◆授業相互観察が機能するには,授業の水準向上を推進することを明確な学校マネジメントの大きな目標に位置付けるとともに,目的・方法・手順を整えるとともに,得られた情報・知見をどのように教員間で共有し合って,まさに水準向上に活かすかまでの組み立て(マネジメント)が大事になります。
◆令和4年度段階での各校の《授業相互観察の仕組み・特徴》などと《授業相互観察票》について,各校からご提供をいただき,事例集として一覧的に整理することができました。10校を越える学校・個人から提供していただき,感謝申し上げます。
◎ 学校名は,集約時にご意向を確認させていただき,校名掲載を了解いただきました学校について掲載しています。記号表記を希望された学校は記号表記としています。
◎ 紹介内容,相互観察票の実際につきましては,掲載の関係から村上が内容等に大きな影響が出ない範囲で,枠の大きさや文字のポイント等を変更したところや記号校名を付けたところがありますので,ご了承よろしくお願いいたします。
◆ 掲載事例校等一覧
〔尾道東〕高校
〔尾道南〕高校
〔個人〕~ 金野重元指導主事(山形県)の構想案
◆金野重元指導主事の授業観察票は,マネジメント研究会の協議の段階では(案)として協議素材として提供していただきましたが,その後,広島県内の学校で実際に授業観察に使ってみていただきました。実際場面での活用コメントは,次のとおりで高評価でした。
◎授業者はあらかじめ「知識・技能」「思考力・判断力・表現力等」のどの領域に本時の重点を置いているかを明示できる点が授業観察をしてもらううえでも事後コメント等をもらううえでも,ねらいと工夫についての講評に的が絞られて課題意識とつながりやすい。
◎授業観察者にとっても「本時の目標」の記述に加えて, 重点領域の明示があることで,よりねらいがわかりやすく,コメントもその点に特化してできる。
◎三領域はどの教科にも共通のものとなっているので,それを活かした相互観察には有効な視点となっている。
〔A〕高校
〔B〕高校
〔C〕高校
〔D〕高校
〔E〕高校
〔F〕高校
〔G〕高校
〔H〕高校
〔I〕高校
〔J〕高校
〔K〕高校