◆甲子園の高校野球をはじめとする高校生の各種大会での選手宣誓や選手の個人インタビューなどの場面で心構えや臨む気持ちを聞かれて「観ている方に感動してもらえるプレーをしたい」というコメントに微妙な違和感を感じることがありました。「観ている人が感動するくらいのすばらしいプレー」をすること自体はすばらしいことなのですが,選手宣誓の表現の仕方やインタビューへの応答の仕方によっては,聞く人に違和感をあたえ得ることになる背景・理由を少し分析的に考えてみることにしました。
◆大学生やアマチュアの選手の方々の挨拶・応答の場面でも同様の違和感を感じることが時々あります。自分が憧れたりすばらしいと価値を置くプロ選手の言動を自分としての言葉に置き換えた可能性もあるようにも思います。同じ競技でありながらプロとアマの立ち位置の相違についても考えてみました。
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